アレルギーの元となるカビやダニの発生を抑えるには、水蒸気を発生させないようにし、発生した水蒸気は早めに屋外に出すことが大事です。
時々窓を開けて空気を入れ替えることはもちろん、そのほかにもちょっとした工夫で室内の結露を改善することができます。
例えば、観葉植物に水を与え過ぎないこと。
与えた水が蒸発するという面もないわけではありませんが、植物は生きていますからその呼吸によって湿度が上昇するのです。
また、気温が下がると朝露なども発生しやすくなるため、夜は雨戸やシャッターを閉めると良いでしょう。
他にも、カーテンは閉め切らない、家具と壁の間を空ける、洗濯物は部屋干ししないといった工夫もあります。
結露により湿気やすいカーテンにはダニが数多くいるそうなので、まめに洗濯し、ダニの温床となる布団はよく干し、押入れも時々換気をして防虫剤を入れておきましょう。