屋根塗装の頻度の目安ですが、現在の住宅の屋根材として広く使われているスレートは7〜8年に1回塗り替えが必要になります。
スレートの場合、新築から7年程度経過したなら屋根塗装を検討してみると良いでしょう。
塗装がメンテナンスを兼ねていますが、定期的な塗装が必須になっています。
日本の住宅で多く見られる屋根材が瓦です、メンテナンスは30年に1回程度で済みますが、価格の高さなどから、現在はセメント瓦が広く普及しています。
しかし、セメント瓦を屋根材として使用している場合、6年を目安に塗装をする必要があります。
セメントは経年劣化でひび割れなどを起こしやすく、塗料が剥離することも多いからです。
数年に1度は業者に点検・メンテナンスしてもらう必要があるため、塗装も同時に行うのが良いでしょう。
屋根材の中でも、ガルバリウムと呼ばれる鋼板の屋根は耐震性の高さが特徴です。
スレートやセメント瓦と比べて高い耐用年数もポイントですが、大体30年に1回の頻度で塗装やメンテナンスが必要になります。
中古で購入した住宅の場合、ガルバリウムが使われているなら一度業者に点検してもらうと良いでしょう。
金属で腐食が進んでいる可能性もありますので、屋根塗装の必要があるなら早めに塗装することをおすすめします。
屋根材によって塗り換えの頻度は大きく変わります。
もちろん屋根材によりけりですが、塗装とは別に補修や葺き替えが必要になる場合も珍しくはありません。
早めにチェックし、屋根を風雨から守るようにしましょう。