マイホームを所有している方や、賃貸用のアパートを所有している方にとって、外壁塗装は非常に大きな問題です。
適切な塗装を行えば見違えるほどに建物の品質が向上しますが、もし適切な塗装ではなかった場合、美観上の問題はもちろんのこと、安全面や耐用年数にも大きな差が生じてしまうのです。
現在、外壁塗装はサイディングが多く用いられていますが、少し前まではモルタル塗装が好まれていました。
そこで、外壁塗装の中でも広く用いられていたモルタル塗装について、その詳しい工法の種類と特徴について把握しておきましょう。
一般的にモルタル壁塗装の中で、現在家やアパートに使用されているのは大きく分けて3種類あります。
スタッコ壁、リシン壁、吹き付けタイル壁の3種類です。
それでは、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
まずスタッコ壁。こちらは非常にデコボコが大きくて、不均一な模様にザラザラしている壁です。
建物のイメージにも大きく影響するところですが、実は塗料の消費量も多くて、手間も非常にかかる外壁塗装になっています。
リシン壁は、スタッコ壁とは違い表面が細かくサラサラしているのが特徴でしょう。
スタッコと比べて塗料の消費量や手間の面では優れているのですが、汚れが付着しやすく、カビもできやすいというのが特徴になっています。
最後に吹き付けタイル壁ですが、これが現在最も一般的な工法となっています。
表面が薄く塗られていてツルツルしているため、塗料の消費量も少なく、また手間もかからずに塗ることができるためです。
コスト面では一番優れている工法だということができるでしょう。
いずれにせよ、求めているデザインと費用、期間を検討しながら総合的に判断することが大切です。
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モルタル壁の種類と劣化の目安
モルタル壁塗装に限らず外壁塗装全般に言えることですが、どんなに完璧な方法で塗装を行ったとしても、年数とともに劣化してしまうことは避けられません。
クラックと呼ばれるヒビは外壁塗装から7年前後で発生してしまうといわれています。
そのため、建物のオーナーは定期的にモルタル壁の塗装を行う必要があるでしょう。
チョーキングやはがれなどが発生したら、塗り替え時期と考えるべきです。
修復だからどんな業者に任せても同じかといえば、そうではありません。
むしろ修復を行い、自然に発生してしまったクラックを埋め込むことのできる業者は限られているのです。
トミックスは熟練のプロが責任をもって外壁塗装を行いますから、モルタル壁塗装全般について悩み事があれば、ご相談ください。