石油系資源(地球温暖化の原因物質)の使用量を大幅に削減

塗料の原料として不可欠である樹脂(石油系資源)は、その原料(モノマー)を製造する原油精製という工程や塗料を焼却によって廃棄する際に大量のCO2(温室効果ガス)を発生するという理由で、地球温暖化の原因物質の1つです。ナノコンポジットWは、ナノテクノロジーの応用により、この樹脂量を大幅に削減させたナノコンポジットエマルション樹脂を使用。塗料におけるCO2の発生量を大幅に削減することに成功しました。このことは、貴重な石油系資源の節約にもつながっています。
下のグラフは、塗料中の内容物の量を示しています。ナノコンポジットWに使われているナノコンポジットエマルション樹脂中には、シリカ粒子が内包されていますので、その容積分の樹脂の減量が可能となり従来型水性塗料用樹脂に比べても、使用する樹脂(石油系資源)量が約2分の1!!